亀田VSアタシ!!

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(mixiから移動した2009年1月の日記です)

電車が嫌いだ。

大体において、【ここからここまでが自分のスペース】と決まっていない場所がキライなのだが(だからいつも『おうちに帰りたいなぁ…』と思っている)、その中でも特に電車が嫌いだ。

女性専用車両なんていらないので、【他人に寄りかかって寝る人専用車両】を作ってもらいたいと思っている。いや!【他人に寄りかかって寝た税】を課するべき…いや!!【他人に寄りかかって寝た罰金】法を作るべきだ!!!

大体、自分の個人的な生活サイクルが原因なのに、見ず知らずの他人の親切を計算に入れて迷惑かけて平気な神経なんて、面白みが無い分酔っぱらいの奇行よりヒドイぞ!!

できれば週に3回はベリーのレッスンに行きたいとは思っているが、出掛けに毎回繰り広げられる【ベリー行きたいVS電車キライ】マッチの結果によっては、レッスンは次回に持ち越しとなる。去年は【電車キライ】がうっかり一年ほど勝ち越してしまった。おっとっと。

ちなみにどうしても電車で寝たい人は、自分の膝に倒れて寝るといいと思います。その寝方が一番他人に迷惑かけないです。

もちろん終電も鳥肌モノにキライなので、なるべく【夜はおうちに!!】のスタイルを貫いているが、たまたま乗らざるを得なかった日に事件が起こった。

べろんべろんに酔っぱらった痩せたおじいさんが、優先席を二人分占領していたお兄ちゃんに因縁をつけたのだ。

そのお兄ちゃんは五分刈りで、がっつり金のネックレスをしていて、高そうな素材のジャージを着ていて、でっかいサングラスを掛けていて……誰に似てるかと言われれば、亀田家の長男にそっくりだった。

『じいさんそのニーチャンはヤバいって……!!!』と、車内の人間が祈る中、おじいさんはなおもニーチャンに因縁をつけ続ける。と、亀田が立ち上がっておじいさんを突き飛ばした!じいさんは亀田につかみかかる!

『乱闘か!?』と思われたそのとき、乗客二人がじいさんと亀田をそれぞれ押さえた。

おじいさんを押さえたのは若いサラリーマン。怒れる亀田を抑えたのは私だった。

ん………?なんでアタシ亀田押さえちゃったんだろ。

亀田とじいさんの間もまだもめているが、私とサラリーマンの間でも無言ながら目線で小競り合いが生じる。

『なんでお前がじいさんの方押さえてんだよ!ふつうお前が亀田の係だろ!?』 

『俺絶対ヤダ 俺絶対ヤダ 俺絶対ヤダ』

その間も亀田はまだ暴れている。じいさんも攻撃をやめない。亀田は

『何なんだよ!俺は確かにこんななりだけど、それでもカタギには迷惑掛けねぇようにさぁ……!!』

などと、ちょっと切ない事を叫んでいるが、彼を素手で押さえているこちらにとっては

(この人カタギとか言ってるぅ!!ホンモノだぁあ!!)

と、いたずらに恐怖をあおる原因となっている。それでも必死に

『わかってます!そうですよね!わかってますから!!わかってます!!』

繰り返しながら亀田を押さえて元の優先席に座らせる。もちろん何にもわかっちゃいない。ただ、彼をどの程度力を込めて押したら怒りの矛先がこちらへ向かうのか、加減を探ることで頭がいっぱいだ。

結局次の駅でサラリーマンが、

『おじいさん!!ここで降りるんだよね!ね!そうだよね!!!』

と叫びながらじいさんをひきずり降ろしていくまで、ずっと亀田の手の上に手を重ねているハメとなった。電車は命がいくつあっても足りない。

しかし後日別の終電で酔っぱらいが、

『みんな!!こんなオレにいつもありがとう!!みんなやさしいよ!!こんなオレにさぁ!!ダメなオレにさぁ……!みんな愛してるよ!!ありがとう!ありがとう!!』

とエンドレスで叫んで、『みんな』にあたるであろう友達にあわてて取り押さえられていた光景はちょっと面白かったので、あと一回くらいは乗ってみてもいいかな、と思う。

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