ADHDでもストラテラ・コンサータなしで上質な生活はできる!タスク管理のコツを解説・その2

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ADHD

前回の記事では「ADHDでも徹底的に反復したことはできるようになる」「反復練習のエネルギーを捻出する道具として、一時的にでもストラテラやコンサータは役に立つ」という話をしました。

そして、上記のテクニックを使って、生活に必要な最低限のタスクをこなせるようになった話をしました。

今回お話しするのは「最低限の生活」ではなく、瞑想やエクササイズや綺麗な部屋でのティータイムなど「上質な生活」を送りたいとき、私が活用しているアプリについてです。

これが証拠になるってわけじゃないけど、一応イメージ画像代わりに日常インスタのリンク置いておきますね。ほとんど食べ物ですけど・・・

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小学生の夏休みに作った円グラフよ再び!

何度でもいいますが、私の記事を読んだとしても、ストラテラやコンサータを始める・止めるなどはまず専門医に相談してください。

また、ここで述べる方法が役に立つかどうかは、発達障害の度合い、不得意分野の仕事や受験中等そのとき当人にかかっている生活強度によっても異なります。

さて、私が一日に詰め込んだ「やりたいこと」をこなさせてくれているのは、円グラフスケジュールアプリです。円グラフとは小学生の夏休みに作ったようなこういうの↓

「円グラフなら作ったけど挫折したよ!」という人もちょっと我慢して次の段落いっぱいまで読んでください。

多くのADHDは「やるべきことリスト」を頭の中だけで管理できません。メモリが少ないため、リストが増えると一行目のタスクを忘れてしまうからです。(書いてて悲しい)

スマホのリマインダーが命綱になっているADHDは多いでしょう。私も「この日に絶対やるべきこと」のリマインダーが30行くらいになっています。

しかしこれだと「一日のうちいつ、何を、何分ですべきか」がリアルにイメージできず、やる前から「なんか間に合わない気がする」と不安が襲ってフリーズしがちです。

ですが、円グラフでスケジュールを可視化すれば、一日のタスク量や「朝昼夜に何をするか」がイメージでき、不安が軽減され、手付けがスムーズになるのです。

また、スケジュールアプリの選び方にもポイントがあります。

「そろそろ次のタスクの時間ですよ!」を音で教えてくれる神アプリ

私が使っているのは「一日予定表」という円グラフアプリです。

一日予定表

引用:一日予定表

上記画像は私のある日のスケジュールです。内容やこなしやすくするコツについては次回の記事で紹介します。

先に言っておくとこの記事アフィリじゃありませんスケジュールアプリはいろいろ使いましたが、いまの私に最も合っているマジのおすすめアプリです。

円グラフスケジュールアプリにもいろいろあるんですが、「一日予定表」が特にいいのは、次のスケジュールの何分か前に通知音を鳴らし、画面上にタスク内容も通知してくれるところ

多くのADHDは、AのタスクからBのタスクにパッと移ることができません。(できない話ばかりでごめんなさいね)

Bのタスクの時間になっても、まず「Aをやめる」ことにエネルギーを使い、それを完了してやっとBに移れるからです。

しかし、Aをやめるべき数分前に通知が耳に入れば、

あとどれくらいで「今やっていることをやめるか」がわかる

「Aを続ける一方、やめる心の準備も」できる↓

Bのタスクにスムーズに移れる

という現象が起きます。

通知タイミングは「開始ちょうど」から5分刻みで15分まで設定でき、オフにもできるので利便性が高いです。

通知音がない別の円グラフアプリは、ADHDあるある「計画立てるだけ立ててもう見ない」に陥って挫折したので、おすすめいたしません。

いまの生活、普通の人より充実しているのでは?

白状すると、設定したタスクを全部完璧にできた日はないんです。しかし、一週間単位で見れば、おおむねすべてのタスクに着手できており、重要度の高いものは完了できています。

この方法がもたらす「タスクをこなすこと」より大きいメリットは「やれば終わる」と学習できることです。

日々繰り返しタスクをこなすと、なんとなく「これくらいの時間でこのタスクは済む」という感覚を覚えられます。

すると「なんか間に合わない気がする・・・」などの不安に脳のリソースを取られなくなります。

結果、タスクへの着手が早くなり、設定した予定をおおむねこなせるようになるのです。

円グラフアプリはストラテラやコンサータと同じく、反復練習の役に立っているといえます。

次の記事では、設定したタスクがよりこなしやすくなる「予定の立て方」のコツを紹介したいと思います。

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