11月2日木曜日、栃木県の佐野市に日帰りで行き、評判の佐野ラーメンを2店回ってきました。1店目は開店前から長蛇の行列と同等の整理券が発行されるというこちら。
茂呂山町の【青竹手打ちラーメン 大和】さんです。
伝統的な佐野ラーメンよりややパンチの効いた味わいから「次世代佐野ラーメン」といわれており、特に醤油ラーメンに「岡直三郎商店のにほんいち醤油」を使っていることでも有名。
8時10分バスタ新宿発のバスに乗り、11時開店のところ10時過ぎに到着。整理券は2番目でした。
大和の順番待ちがちょっと難しいという口コミも見られたので、私が訪問したときのフローを記録しておきます。
- EPARKの機械で整理券を発券する
- お店に沿って立って並び、順番が来たら中の食券機で食券を買う
- 内扉を開けて店内に入り、スタッフさんに食券をわたし、整理券の番号を伝える
- 開店までどこかで時間を潰す
- 開店する頃に店に戻り、整理券の番号を呼ばれたら入店
この3の「内扉を開けて店内に入り、スタッフさんに食券をわたし」がわかりにくいらしい。お店は準備中ですが忘れず中に入って食券を渡してください。
あと待機ベンチ前の表示によれば、ベンチは食券を買い終わった人が座って待つためのもので、食券を買うために並んでいる人はその脇に立って並ぶ模様。そう読み取れました。
実際は、食券を買った後は開店まで車の中で待つ人が多い模様。ほとんどの人は近隣から車でいらしているようです。
そしてさすが人気店。店内は42席あるのですが、開店の時点で一巡目では入れない人が出ていました。
もう食べたの⁈パリジュワ焼餃子とモッチリ軽い水餃子のお味は?
この日の注文は「味玉ラーメン醤油(半麺150円引き)」「焼餃子3個」「水餃子3個」。
焼餃子が来て驚き!すごい大きいんです。
皮目がガリパリしてて皮はモチっとしてて、中は噛むと肉汁が皿に飛び出してしまうくらいジューシー。
しかし中身は野菜がメインなので、大きいながら食べごたえは軽め。パクパク食べられます。香りがしっかりあるのでもの足りなさもありません。
焼餃子を食べ終わって皿が下げられてしばらく、別のスタッフさんが私の焼餃子が来てないのかと心配してくださり・・・瞬く間に食べたのですと恥を忍んで申告
そのくらい美味しいんですよ!!
こちらは水餃子。
餡が透けた魅力的なビジュアルと、ネギたっぷりなのがうれしい。甘酸っぱくて爽やかな専用タレがついてきます。
多分餡は焼餃子と同じ?なのですが、やはり野菜多めで食べごたえが軽いのでどんどん食べてしまう。
厚すぎない皮は適度なモッチリ感で、爽やかな専用タレともバランスが良いです。
出汁が主役の絶品スープとプリプリ麺 味玉ラーメン(半麺)のお味は?
こちらが「味玉ラーメン(醤油)」です。
半麺にしたので具がちょっと沈んでいますが、バラチャーシュー、ネギ、メンマ、味付け玉子が乗っています。
「岡直三郎商店」の醤油を推した味なのかと思っていましたが、いやいや出汁が主役のめちゃくちゃうまみが広がる味わい。
鶏油が入っているのか香りには鶏が突出しているものの、飲むと魚介のうまみもしっかり感じる・・・
尖ったところがなくまろやかで、出汁を主役に醤油が脇に控えるからこそ実現できるバランスです。
麺はちぢれの強い平打ち麺。食感はプリッというよりブリっとしていて、青竹手打ちによるしっかりしたコシと乱れある啜り心地が繰り返され、夢中で食べてしまいます。
ちぢれのリズムに酔ってしまうような、いつまでもいつまでも啜りたいような・・・フードファイターの人はこのラーメン選べばいつの間にか新記録が出せてると思う。
バラチャーシューは肉と脂のバランスがよく、肉の部分もホロッとしていておいしいです。
絶妙な半熟の味付け玉子も、薄切りながらザクザクのメンマもみんなおいしい。接客も元気で親切でイキイキしてて良い。4時起きの甲斐があった・・・
お店に掲示されている仙台四郎氏の言葉も、日頃のありかたを見直す素敵なものでした。
今週の(←🙇)次回の「月曜日はラーメンの日」はもう一店の佐野ラーメンの記事をアップしてお茶を濁す予定です。
商品情報
■青竹手打ちラーメン 大和 「味玉ラーメン醤油(半麺)」「焼餃子」「水餃子」
■価格:味玉ラーメン醤油(半麺)880円 焼餃子3個 390円 水餃子3個 390円(すべて税込)
■青竹手打ちラーメン 大和 情報ページ(佐野らーめん会 公式ホームページ)