小説・エッセイ

【ミヒャエル・エンデ モモ】を大人になってから読む計り知れないダメージ

ミヒャエル・エンデの代表作といえば、冴えない少年が本の中の世界で冒険する【果てしない物語】と、この【モモ】ですよね。 押しも押されぬ代表作なので子どもの頃に読んでいたのですが、このたび読み直して震えました。 「これよく子どもの頃に意味わかっ...
小説・エッセイ

【スティーブン・キング ザ・スタンド】から学ぶ「本当の試練は災厄のあとに訪れる」

1年半ぶりの読書ブログでひたすら情けないです・・・。最近は主にこちらの方を更新しています。だって読書欲より食い意地のほうが強いタイプなんですもん。 スティーブン・キング御大の「ザ・スタンド」は、強力な罹患率・致死率をもつ疫病により世界のほと...
ノンフィクション

【つけびの村 高橋ユキ】はアウトレイジ陰湿版⁈「いいひと」の基準を揺さぶるうすら寒さ

「つけびの村」といえばあの村ですよ。 「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 かつを」のあの村ですよ。 5人を連続殺害し、2軒の家に放火した「かつを」ことHが起こしたとされる【山口連続殺人放火事件】の舞台となった山口県周南市大字金峰のことです。 ち...
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旧ブログ記事

【キャッシュが】ストラテラをやめてその後【見つかりました!】

(元のアドレス不明ですみません。この記事の続きにあたる、2016年5月に執筆した旧ブログからの移行記事です。ちなみにコンサータに関する記事はこちら↓) 1月下旬にストラテラの服用を中止し、その後どうなったかを、備忘録として残しておく。あくま...
未分類

【隠蔽された障害─マンガ家・山田花子と非言語性LD】から読みとく「定型発達は果たして【嘘つき】なのか」

山田花子、といえば。 【ガロ】等アングラ系の漫画雑誌を中心に多く作品を残し、25歳を前にして自死した漫画家である。 人間関係においての矛盾を、過敏すぎともいえる感性で描写した、読むと気分が暗くなるような、とくにはっきりしたオチのない作風が特...
小説・エッセイ

【六号病棟 チェーホフ】に問われる「君は針の前でも哲学していられるか」

採血が、とにかく怖いんですよね・・・ どう叩いてもこすっても血管が出てこず、看護師さんが2人掛かりで私の腕を前に推理を繰り返し、最終的には採血だけ後日になったり婦長が登場したりという腕を持っております。 ただちょっと針を刺すだけじゃないです...
未分類

お気に入りの映画について寄稿しました【ヘアスプレー】

「一番好きな映画はなに?」と聞かれると、しばらくフリーズしてしまいます。 チャップリンもいいし、シュヴァンクマイエルも好きだしね・・・。でもこの人にシュヴァンクマイエル好きって言ったら連絡来なくなるだろうな・・・じゃあこの場ではチャップリン...
小説・エッセイ

【ジグソーマン ゴード・ロロ】の読了後にもれるなんとも言えないため息

この本を読み終わったとき、ただただため息が出ました。面白かったとか傑作だというより、ただ「はぁー・・・」という反応。まず感想ではなくて反応が残る本でした。 なんだろう、本が進むほどにひどい状態になっていく主人公をもう見なくても済むため息とい...
ビジネス・啓発書

【モテる構造─男と女の社会学 山田昌弘】でわかる 家事をしない男性の口にできない心細さ

「モテる構造」という題名の本ですが、じつは「これを読んで君もモテモテになれるテクニック!LINEは即レスしろ!」みたいな本ではありません。「パラサイト・シングルの時代」の著者、中央大学教授の山田昌弘氏によるジェンダー論の本です。 わたし?わ...
ビジネス・啓発書

【斎藤一人 無敵の人生 芦川政夫】を読んだ私よもう少し真摯にレビューせよ

(mixiから移動させた2011年の読書レビューです。2011年の私、レビュー超テキトー!!) あらすじ 苦労に苦労を重ねた人生を送った上、つぶれかけの喫茶店を営む芦川政夫。ある頃から、高級外車に乗った謎の男が毎日来店し始める。 「この店は...
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