おひとり様にとって敷居の高いお店・・・そう、それは料亭。ですが、お弁当なら敷居で股関節を脱臼することもなく気軽に楽しめますよね。
1830年創業の老舗料亭「なだ万」のテイクアウト業態「なだ万厨房」は、首都圏・東海・関西・福岡・札幌に店舗を展開しており、どこに住んでいても比較的手に入れやすい料亭料理のお店です。
しかも!老舗料亭にしては意外に気軽なお値段で、料理の味わいも一つひとつが丁寧というありがたいお店。
今回は、なだ万厨房が3月12日〜4月17日まで限定販売しているお花見弁当「はるうらら(税込2,160円)」をピックアップ。お料理の味わいから気になるカロリーまでご紹介します。
パッケージでほっこり 蓋を開けてキャーワクワク!の春めくお弁当
こちらがなだ万厨房春限定・お花見弁当「はるうらら」です。
パッケージからして春らしく、心華やぐ可愛らしさがありますね。蓋を開けると・・・
わーい!
もいっちょわーい!と、語彙が消失する品数の豊富さと彩り。
これだけちょこちょこお料理が入っていて、それが全てなだ万クオリティだなんて、もう約束された幸せではないでしょうか。
掛け紙の後ろはメニュー表になっています。これを見ながら食べるの楽しいですよね!
春の味覚となだ万定番の味をぎゅっと詰め込み!箸も迷う幸せのひと時
では、お献立の順序に倣って主なお料理をレポしていきたいと思います。
こちらは赤魚の西京焼きや、えんどう豆さつま赤唐辛子揚げなど。
西京焼きはお味噌の香りがしっかりついて食感はふんわりしっとり。塩加減は控えめで味付きのご飯ともよく合います。
こちらは蛸入りしんじょあおさ揚げや鶏つくね焼きなど。
つくねはお肉がギュッとまとまっていて食べ応えがあり、歯触りはどこまでもなめらか。唯一味が濃いめでいいアクセントになります。
じゃが芋と玉蜀黍(とうもろこし)のコロッケはほんのり甘く、楊枝に意匠が施してあるのも可愛い。
蓮根ツナサラダ和えは、なだ万厨房の他のお弁当にも入っているお馴染みのおかず。「はるうらら」には桜の花びら形の百合根も添えてあって風流です。
初めて食べたときは「なだ万もツナマヨとか作るんだ!」と驚きましたが、穏やかな味でコクがあってしみじみおいしいと思います。
こちらは焼湯葉や人参、里芋などを炊いたもの。これもいろいろなお弁当で楽しめるおかずです。
ご覧くださいこの美しいグラデーション。
人参はお出汁の香りが食べる前からわかるほどしっかり染みて、噛むとじゅわっと水気が出てくる幸せの味です。
さらにお出汁を吸いやすい湯葉は言わずもがな、本当に口の中でとろけていきました。
アトランティックサーモンのちらし寿司は、ほんのふた口だけどちゃんと酢飯。さっぱりした酢飯が脂の乗ったサーモンとよく合います。
桜海老を散らした筍ご飯も春の風物詩。
控えめなご飯の味わいが筍の香りと桜海老の香ばしさを引き立てています。
最後はモチモチの三色団子をいただいて、大満足のランチとなりました。
お花見弁当「はるうらら」 気になるカロリーは?
「はるうらら」の熱量は796kcal
意外にパワフルなカロリーですが、よくみると脂質はおかずメインのわりに多くもなく、たんぱく質がしっかり入っているのはちょっと嬉しいですね。
糖質は、まぁ・・・このあと「おいしかったな」って歩いて帰ればいいじゃない。
ひとつ一つが控えめながら滋味深い満足感があり、花もいいですがぜひ料理とも向き合ってほしい、丁寧なひと品でした。
「はるうらら」の販売期間は4月17日まで。地方によって内容は多少変わるかもしれませんが、ぜひお手にとって楽しんでくださいね。
商品情報
■価格(首都圏):2,160円(税込)
■なだ万厨房 公式サイト