今年で設立45周年を迎えるファーストキッチン。その代表メニューでもある「フレーバーポテト」は、揚げたてのポテトにシーズニングをかけてシェイクする、みんなだいすきな麻薬ポテトです。
フレーバーポテトの販売は1996年に始まり、なんとこれまで129種がお披露目されてきたとのこと。
12月6日よりファーストキッチンでは45周年記念企画として、129種からスタッフがガチ投票した「お客様にもう一度おすすめしたいフレーバーポテト」TOP3を限定販売しています。
早速食べ比べてきましたので、今回はポテト3人分を頑張った実食レポです。
脳まで染める香りと旨み!フレーバーポテト「博多明太子味」
こちらが、スタッフガチ投票TOP3のポテトたちです!じゃーん!
・・・ちょっとこれだと分かりませんね。スタッフさんがとても丁寧にシャカシャカしてくださるので、閉じた紙袋の状態のまま提供されます。(「シャカシャカ」ってファーストキッチンさん的にNGワードですか?)
さて、こちらが歴代129種の中から堂々1位に輝いた「博多明太子味」です!
博多で作られる明太子のパウダーを贅沢に配合したという、2019年発売のフレーバー。
シーズニングが期待を裏切らないピンク色ですね。
口に入れるとまず甘み、つぎに旨みを感じ、そのまま噛むとサクサクホクホク・・・
最後に明太子パウダーの香りが鼻から抜けていきます。
これからあとふたつ食べないといけないのに、勢いよく完食してしまいそう!
さすが堂々1位といえるバランスの良さとおいしさでした!
明太子パウダージャンキー量産ポテトの称号を与えたい。
誰か手を止めてくれ!フレーバーポテト「メープルバター味」
こちらは第2位に輝いた、2011年販売のフレーバーポテト「メープルバター味」
2017年にファーストキッチン40周年を記念して行われたフレーバーポテト総選挙でも、「スタッフのイチ押し!」として選出・復活販売されています。
前回の総選挙は利用客とスタッフからの投票でしたが、今回は「スタッフによる総選挙」ということなので、もうファーストキッチンのスタッフはとにかくメープルバター味が好きなことはわかった。
色はなんといったらいいんでしょう・・・ベージュ?
袋から出した途端、ポテトを映す視界が一瞬セピアになりました。香りはとてもコク甘で、ディズニーランドを思わせる空気が漂います。
「甘いのかな」と思いながら食べると、意外に最初に来るのはわずかな塩気と旨み。あとからほんのり甘さが追いかけてくる。
ビーフエキス等は入ってないでしょうが、たしかにかすかに、お肉を食べたときに似た後味がするんですよね・・・
それがこのえもいわれぬ「やめられない止まらない!」感につながっている気がします。
「博多明太子味」が「うまいうまい!」って食べてしまう味としたら、「メープルバター味」は「?……?……」となりながら完食してしまう魔性の魅力。
さすが、選挙のたびにスタッフに選ばれる根強い人気も納得です。
バジル風味で味覚を殴られる快感!フレーバーポテト「バジル味」
こちらは、1996年販売の記念すべきフレーバーポテト第一号「バジル味」です。
1996当時、しかもフレーバー第一号がバジル味ってかなりシャレオツだったんじゃないでしょうか。今回の「バジル味」はちょっと現在仕様になっているそうです。
袋を開けるとポテトにバジルシーズニングがたっぷり!もうこれだけで嬉しい。
食べようと口を開けて近づけた時から、顔全体がパンチの効いたバジル香に包まれます。
塩気もきっちり効いててシーズニングの歯触りがちょっとジャリジャリして、これぞファストフードのフライドポテトに求める爽快感と満足感!
バジルの香りと脂のコンビのせいなのか、ピザを食べているような錯覚にも陥る不思議なポテトです。
TOP3をミックス!好奇心がやれと言ったのでやりました
総選挙TOP3を一度に購入したのですから、もうこれをやるしかない。
どばーーん!
全部ミックス!!行儀悪いけど我慢できませんでした。
博多明太子+メープルバターは、もう勝利を約束されたコクと甘じょっぱさ。
メープルバター+バジルは「???……???……」と、単独のメープルバター味より「?」がパワーアップするけどいつまでも食べてしまいます。
バジル+博多明太子は濃い味と濃い味が口の中でスチェンカして最の高。
3つ全部口に入れると舌と脳がものすごく混乱して接続がおかしくなります。
今回のフレーバーポテト限定復活祭り、終了予定日の発表が見当たりませんでした。しかし「第一弾」を謳っているので、おそらくそう待たずに第二弾が来ると思われます。
二度と会えないかもしれない限定復活フレーバー、ぜひ早めに味わってみてください。
商品情報
■ファーストキッチン 「フレーバーポテト」
■価格:Mサイズ310円 Lサイズ360円 箱ポテ550円(全て税込)