小田急ホテルセンチュリーサザンタワー20階「サザンタワーダイニング」では、2021年2月から「食で世界周遊」をテーマに、国ごとの人気料理をワンプレートにしたメニューを提供しています。
おおむね3ヶ月ごとにメニューは切り替わり、記念すべき第一弾は「イギリス」、第二弾は「スペイン」、第三弾は「アメリカ」でした。たしか。
そして今年はイギリスのエリザベス2世女王陛下在位70周年ということで、6月1日から再びイギリスに脚光を浴びせたメニューが提供されています。
今回は小田急サザンタワー20階の絶景を眺めつつ、おいしいイギリス料理をいただいた実食レポです。
おいしい!こんなにおいしいイギリス料理は初めてだ!!
読書ブログの方では、イギリスに行ったとき食の面でどういう目に遭ったかを語らせていただきました。
「卓上に調味料あるだろ」擁護派の意見にも「事前に調べろ」擁護派の意見にもこちらで反論させていただいています。
でも今回は心配ない!ここは日本だし小田急ホテルですもの。
一番早い時間に予約を入れたおかげか、絶景の見える窓際のカウンターに案内していただけました。
ドリンクはジントニックやドラフトビール、ワイン赤白なども選べるのですが、唯一ノンアルコールだったサラトガクーラーをチョイス。
ジンジャーエールにライムが爽やかに香るドリンクを飲みつつ、地上100mからの景色を楽しむという幸せ。
そしていよいよ「~プラチナ・ジュビリーのお祝いに再び訪れる 世界文化発祥の地 イギリス~」が運ばれてきましたよ!
美しい!もうおいしいってわかる!
メニューは
- イングリッシュ・ミートパイ
- 季節野菜のスープ
- 白身魚のフィッシュ&チップス
- ビーフのグリル ハーブソース
など、イギリスで長年愛されてきた歴史あるラインナップ。
食後には
- イートン・メス
- コーヒー または 紅茶(ダーヴィルス・オブ・ウィンザー)
もいただけます。
こちらは焼きたてのイングリッシュ・ミートパイ。
後から気づいたのですが、多分手で持って食べられる盛り付けになっていたんですね。
フィリングは隠し味のレーズンやレモンピール、ハーブがほんのりフルーティーで爽やかで「肉をパイにした」重さをあまり感じさせずとてもおいしいです。
こちらは季節野菜のスープ。今回はグリーンピースのスープでした。
ほんのり豆の青みを感じるポタージュに、さらに豆やじゃがいもや玉ねぎなどが入って具沢山。
グリーンピースが苦手な人にもおいしく、かつ食べ応えのあるスープでしたよ。
白身魚のフィッシュ&チップスは、可愛らしい小皿での提供です。
弾力のある白身魚のフリッターの下には、これまた揚げたてのフライドポテトが。
このフライドポテトの舌触りがすごいシルキーで、去年の9月にTREE&TREE’sで食べた北海道産幻のじゃがいも「マチルダ」にすごい似ている気がする。必食のポテトといえます。
メインはしっかりとした食べ応えの「ビーフのグリル ハーブソース」
次はいよいよメインディッシュ。ビーフのグリル ハーブソースです。
ミディアムレア気味のしっかり焼きに、あっさりとしたグレイビーソースと、サルサヴェルデのようなほのかな酸味のハーブソースがかかっています。
コクのあるグレイビーソースにハーブソースの酸味がアクセントになり、最後まで飽きのこないおいしさです。
焼きメレンゲが可愛いイギリス伝統のデザート「イートン・メス」
「イートン・メス」はイギリスの名門イートン校で発祥したといわれる、19世紀から愛される伝統のデザート。
スポンジと生クリーム、ストロベリーソースを詰めたグラスに、焼きメレンゲとベリー類がトッピングされています。
優しい甘みのスポンジと生クリームに、ほどよい酸味のストロベリーソースがたっぷりかかった爽やかなデザート。
焼きメレンゲも思わず眺めてしまう可愛らしさです。
食後の紅茶はイギリス王室御用達の紅茶ブランド「ダーヴィルス・オブ・ウィンザー」のもの。しっかりした深みのある味わいで、おいしいワンプレートの余韻を飾る幸せを味わいました。
「~プラチナ・ジュビリーのお祝いに再び訪れる 世界文化発祥の地 イギリス~」の終了予定は9月30日とのこと。
地上100mの絶景を眺めつつおいしいイギリス料理を堪能したい人は、ぜひ予約をしての訪問をおすすめします!
商品情報
■サザンタワーダイニング バルエリア 「~プラチナ・ジュビリーのお祝いに再び訪れる 世界文化発祥の地 イギリス~」
■価格:4,000円(税込・1ドリンク付き)
■サザンタワーダイニング
■英国エリザベス2世女王陛下在位70周年記念 限定メニュー 情報ページ