月曜日に名店のラーメンを食べる企画。前回私は「次回は行徳に行く」と言いました。行ったんですよ、行徳の【支那ソバ 小むろ】に。でも、
悲しみ!!#支那ソバ小むろ #臨時休業 #行徳 pic.twitter.com/qg4KUd6X4s
— あやめ (@DamaskAyame) October 30, 2023
はるばる行った行徳の地でかなりメンタルを削られましたが、しかし思ったのです。目黒のかづ屋出身の小むろに行くなら、まずはかづ屋の味を確かめなさいと、ラーメンの神が啓示したのかもと!!
・・・なんで行徳に行く電車に乗る前に啓示してくれねえんだよ、神よぉー
というわけで、支那ソバ小むろを初め数々の名店を輩出した有名店、支那ソバかづ屋に向かったのであります。
かづ屋の看板メニューはなんといっても「ワンタンメン」。昭和の雰囲気を残しつつスッキリ綺麗な店内と、にこやかで至れり尽くせりの手厚い接客も特徴的です。
運ばれてきたワンタンメンは、表面がキラキラとした醤油色のスープにワンタン、チャーシュー、メンマ、ねぎ、海苔など盛りだくさんの具材が眩しい一杯。期待が高まります。
ずっとずっと飲んでいたいスープ!「ワンタンメン」のお味は?
早速ワンタンメンのスープをひと口。飲むと醤油と油のまろみをまず感じ、後からほんのり酸味とシャープな魚介の風味が追いかけてきます。
追いかけてきた風味には、またすぐ逃げてしまうような儚さもあり、これがまぁどーんどん飲んでしまうあと引くスープ。具材や麺を食べる前にスープの1/3を無くしてしまいました。
麺は細めのストレート麺。加水率高めなのかモチっとした食べ応えを感じます。
一本一本の麺のエッジが立っているのが口あたりで感じられ、その一本一本がモチっとしているのが噛み心地でわかるんです。
ワンタンはたっぷり6個入っているのが嬉しい。餡は適度な肉肉しさと生姜の香りがあり、皮はちょっと厚め。ヒラヒラというよりヒラモチ食感の皮です。
パニエのようにたっぷりギャザーが寄っていて、餡より皮スキーの私大満足!6個も入ってるのでけっこうお腹いっぱいになります。
卓上の揚げねぎで味変すると、また驚き!まろやかでふくよかなスープが急に底なしになったような深みが加わるんです。
揚げねぎの容器には「フリーだけど常識的に取ってね!(←意訳)」の注意書きが貼ってあるんですが、際限なく取りたくなる気持ち(やらないけど)ちょっとわかる…!
この揚げねぎの追加でどこまでスープの深みが底なしになるのか、たぶん確かめたくなっちゃったんでしょう。人のエレガンスを失わせる魔力の揚げねぎでした。
追加トッピングした「味付けタマゴ」は五香粉?八角?の香りが漂うひと工夫凝らしたもの。こちらもあっさりスープの深みを増す絶妙な相性です。
結果的には「行徳で振られて良かった・・・?」とも思えた、大変勉強になった東京屈指の名店の味。
結構麺にボリュームがあったので、次回は少なめにしてサイドメニューも楽しみたいなと思います。
次回のラーメンお勉強は・・・
先日ちょっとインスタで「仕事をしすぎて死にかけた」という話をし、
まだ体感的に完全復活では無いのですが、生きていれば来週の月曜を待たず「栃木でラーメンを食べた話」ができる模様。次回もよろしくお願いします。
商品情報
■支那ソバ かづ屋 「ワンタンメン」「味付けタマゴ」
■価格:ワンタンメン 1,250円 味付けタマゴ 130円(どちらも税込)
■支那ソバ かづ屋 食べログ