【海苔弁いちのや】とは、東京を中心に神奈川・千葉・三重・福岡などに支店を置く高級のり弁専門店です。最近は一部デリバリーにも対応しているようですね。
このブログでもちょうど一年前に、期間限定「金の海苔弁」をご紹介しました。
金目鯛をおかずの中心とした「金の海苔弁」は、年に何度か登場する「おなじみの期間限定」なのですが、「銀の海苔弁」はいちのや初ではないでしょうか。
さっそくその正体を見るべく、いちのやさんで購入してきました。
いちのや初?の期間限定 「銀の海苔弁」の【銀】とは?
こちらが「銀の海苔弁」のパッケージ。【銀】の字がインパクト大です。
開いてみると、これぞいちのやの海苔弁。海苔もご飯も見えないくらいおかずがぎっしり詰まっています。
いちのやの海苔弁おなじみのお品書き。これを見ると「銀の海苔弁」の【銀】とは「銀鱈の西京焼き」にまつわるのだと思います。
なるほど・・・!金目鯛もうまいけど銀鱈も確かにうまい!今後は両方「おなじみの期間限定」になってくれると嬉しいな。
(ちなみにこのお品書きライターさんのセンスって、分譲マンションのコピー書いても凄そうだと思いませんか?職業柄どうしてもそう思ってしまう)
主役の銀鱈は、海苔弁中央に配置されていました。引っ張り出すと・・・
かなり大きい!!他のおかずに埋まっているので、ぱっと見ただけではその大きさがわかりません。
赤も鮮やかな海老の芝煮も楽しみになるおかずですね。
容器の端から端まで渡るちくわの磯部揚げの迫力も相当なものです。
ちなみに、海苔の下には煮玉子も埋まっています。おかずが多すぎて、隠し要素みたいに配置しないと容器に収まりません。(あと鰹節のたっぷり感も伝わってほしい)
お行儀が悪いとは思ったのですが、どれだけおかずが入っているのか一枚の皿に並べてみることにしました。
これは圧巻・・・!これだけおかずが詰め込んであり、しかもそれぞれ素材にも調理にもこだわっているとなれば、1,800円というお値段にも納得いくのではないでしょうか。だってもういわゆる「のり弁」ではないんですもん。
いちのや期間限定「銀の海苔弁」 それぞれのおかずのお味は?
こちらは主役の銀鱈西京焼き。とてもしっとりしていて、脂が乗ってトロトロなのにホロホロです!
西京味噌の味はとても控えめで、飲み込んだ後にふわっと香るさりげなさ。
こちらは海老の芝煮。
芝煮とは、お出汁や薄口醤油で薄味にサッと煮た煮物だそう。
ほんのり生姜の風味がする、海老の味をぎゅっと凝縮した芝煮でした。
こちらは、箸で切るのもひと苦労な弾力が特徴のちくわ磯部揚げ。箸で持ち上げてもテロンと下がらない、しっかりしたちくわです。素材選びのこだわりが伝わってきます。
青海苔の風味が利いてじんわり旨みと甘みがあり、何も付けなくても美味しい磯部揚げです。ぜひ、ひと口目は醤油を付けずそのまま食べてください。
ちょっと写真が申し訳ない鶏もも肉のつけ焼き。普通の「海苔弁」や「金の海苔弁」でもおなじみのおかずです。
味噌だれの甘みや塩気は意外に控えめで、鶏の旨みを押し出してくる優しい味でした。
しっとりした舌触りの、香りの塊のような海苔。これがご飯の上だけでなく上下に入っているのが流石です。
ちょっと硬めのもち麦ごはんとしっとりした海苔が好相性。最後までどれもこれも美味しいお弁当でした。
いちのやの高級海苔弁 より美味しく食べるには?
私が以前お聞きした時点では、いちのやさんでは海苔弁を朝作って閉店までもう補充はしないそう。
硬くないご飯が好きな方はなるべく早い時間に購入するか、少し温めた方が美味しいかもしれません。
我が家にレンジがないもので申し訳ないのですが、レンジ対応容器かや、温め時間についてはお店の人に聞いてください。(私も次の機会があれば聞いておきます)
いちのやさんの期間限定海苔弁はおおむね二カ月に一回の登場です。5月1日にこれが発売されたので、次の期間限定は7月ではないかと思っている・・・とっても楽しみです!
商品情報
■海苔弁いちのや 期間限定 海苔弁「銀」
■価格:1,800円(税込)