「海苔弁いちのや」とは、素材と製法にこだわりまくった、ひと味違う高級海苔弁を提供する専門店。
靖国通りに本店があり、新宿・新橋・人形町・赤坂・日本橋にテイクアウト、乃木坂に出前専門の支店を構えています。
今回は、そのスペシャルな海苔弁屋さんが「さらにスペシャル!」との触れ込みで販売する「金の海苔弁」を食べてみました。
(※2023年5月の期間限定「銀の海苔弁」についてはこちらでレポートしています。)
今回は新宿甲州街道店に訪問したのですが、のれんには「靖国通り本店」と書いてあるので少し不思議。
ちなみに大変申し訳ないことに5月中旬実食のレビューです。でもHP確認したらまだ提供していたよ!セーフだね!
重ねてちなみに、いちのやで常時提供しているレギュラーの「海苔弁」はこのようになっております。
海苔弁に欠かせないちくわの磯部揚げや白身魚フライは抜群の存在感。脇を固めるおかずの一つひとつにもこだわりが光ります。
普通の海苔弁にもとことんこだわるいちのやが、さらに力を入れたのが期間限定「金の海苔弁」ですから、めっちゃくちゃワクワクしてしまうのも仕方ないことですね!
海苔弁なのに海苔見えない!ところせましの贅沢おかずが圧巻
こちらが海苔弁いちのや期間限定「金の海苔弁」です。
パッケージにも「靖国通り本店」と書いてありますね。もうここまで入れて店名なのかもしれません。
実は2月にも「金の海苔弁」が限定販売されたのですが、5月販売のこちらはまた別のものだそう。季節ごとの「金の海苔弁」があるようです。
さっそく開封してみましょう!
ばばーん!!
金目鯛や海老フライなど、レギュラーの海苔弁と比較して明らかにおかずがグレードアップされています。
レギュラー海苔弁もそうなんですけど、醤油入れが金色なのが楽しく微笑ましいですね。
海苔弁なのにおかずがみっしりでほとんど海苔が見えません。
こちらはセンターを張るメインおかずの金目鯛。
いちのやからの紹介文は「金色の象徴 柚子胡椒の爽やかな香り ふっくらと仕上げる黄金焼き」です。
そうか!金目鯛がメインだから「金の海苔弁」なのか!
金目は身が締まっており「ふわふわタイプ」ではないのですが、舌触りがしっとりしていて、味もしっかり染みているので、ちょっと硬めのごはんと相性抜群です。
マイルドな西京漬っぽい味つけに柚子胡椒がトッピングされており、爽やかなアクセントとなっています。
メインの金目鯛に負けない存在感を放つのが巨大な海老フライ!
紹介文は「縁起を司る 健康長寿の願いが天まで届け 大海老の衣揚げ」です。
海老は「プリプリ」を越し、ブリッとした力強い歯応えを感じられます。
叩いて伸ばすような加工をしていないのでボリューム抜群で、海老特有の旨みを存分に堪能できますよ。
別売りのタルタルソースと合わせていただくのがおすすめです。
個人的に最も好きな食材の穴子。
紹介文は「疲労回復 自慢のたれでふっくらと炊き上げた煮穴子 永続の縁起物」です。
「ふっくらと炊き上げた」という通り、冷めてもホロホロのトロトロ!上品な甘みのタレがしっかり染みています。
わさびと一緒にいただくと、風味が一気に爽やかになりますね。いつかこちらがメインの「金の海苔弁」を食べてみたい。
こちらは鶏もも肉のつけ焼き。
紹介文は「三重県 松阪名物 厳選したとりもも肉を極上味噌だれで二度三度と焦がし焼いた逸品」です。
一見地味なのですが、期待せずに口に入れると「あっおいしい!」と目の覚めるおかず。
ご飯がすすむ類の甘みがしっかりついた、しっとり絶品の鶏ももでした。
こちらも侮れない全力ぶり!脇を固める野菜のおかず
5月の「金の海苔弁」は春の限定メニューということで、春らしいアスパラガスも登場していました。
紹介文は「勝利の食材 力強い緑 水々しい大地の宝の黄金焼き」です。
ザクザク食感が心地よいアスパラと、タルタルぽいマヨソースが相性良く、洋の趣も感じられる副菜となっています。
こちらは野沢菜の漬物。
紹介文は「魚沼産 煮干し醤油 雪国に伝わる伝統の野沢菜」です。
野沢菜ってほかのお弁当だとちょっと搾りかすみたいな食感のものも多いのですが、こちらは肉厚でしょっぱすぎず、みずみずしい主役級のおいしさでした。
海苔弁には欠かせない金平ごぼうもしっかり入っていますよ。
おかずがこれでもかと詰め込まれているので、金平ごぼうは海老フライと野沢菜に奥ゆかしく隠れています。
ピリッと感と旨味際立つ味つけで、にんじんとごぼうの歯応えもしっかり感じられます。
海苔とごはんへのこだわり スペシャルシークレットおかずも?
海苔弁に欠かせない海苔は「瀬戸内海産 浮き流し しっかりとした食感に海苔本来の包み込む旨味」が特長だそう。
ごはんの上下で二段になっているのが贅沢ですよね!ごはんはちょっと硬めのもち麦ごはんです。
ごはんの紹介文は「新潟県産 新之助 大粒で美しく噛むほどに優しい甘みとこくを感じる忘れられない余韻」
もち麦の紹介文は「食欲 食感 栄養満点 香りひき立つ高い味わい」
となっています。
ほどよい噛みごたえとホロホロ感があり、鰹節がかかっているので単独でも香りが良くておいしいです。
ちなみに鰹節の紹介文は「鹿児島県産 一本釣り 唯一無二の旨味の宝」。こだわりが細かい!
さらに食べ進めていくと、海苔の下からなんと味つけ玉子が!おかずが豊富すぎてトップに入らなかったようです。
ちなみに紹介文は「元気の源 極上の半熟にこだわり 秘伝のたれでひと晩漬けこんだ珠玉」
黄身がねっとりしたベストな茹で加減で、味は意外に優しい、薄めの上品な味つけでした。じっくり旨みを噛み締めたい、極上の半熟に偽りなしの玉子です。
2022年春版の「金の海苔弁」、終了期間発表は見つからなかったのですが、限定商品は定期的に入れ替わっているので、気になる方は早めに食べてみてくださいね。
商品情報
■海苔弁いちのや 「金の海苔弁」
■価格:1,500円(税込)(タルタルソース別売り)