11月26日(金)から28日(日)まで東京・日比谷公園で開催されている「第8回 ご当地鍋フェスティバル」で日本各地の鍋料理を堪能してきました!
会場の様子と、会場で食べた絶品鍋をご紹介します。
紅葉眩しい日比谷公園で開催 コロナ対策も充分
初日26日に行ったのですが、秋晴れで気温もそんなに低くなく、ゆっくり鍋を食べられる最高のお天気でした。
最終日日曜まで天気は安定しているらしいので、気兼ねなく鍋を味わえますよ。
日比谷公園のフェスに行くたび思うのですが、一番必要な対策は日差し対策ですね。
入り口ではモニターによる検温が行われており、消毒液も常備されています。
注意したいのは、概ね現金かPayPay払いしかできないということです。
全ての店を見ていないのですが、現金のみという店もあるかも?
先週のフィッシャーマンフェスでは交通系ICなども使えたので、そのつもりの人は注意してください。
このフェスは入場無料で、事前予約などもいりません。
口から濃厚さが消えない!あんこう肝鍋は至福の味
ブースナンバー1番は、エムケーフーズさんのあんこう肝鍋。
お手元撮らせていただきましたよ!桃源郷みたいな光景ですね!
こちらがあんこう肝鍋。お値段は1,000円です。
見てくださいこの大ぶりのあん肝!上だけじゃなく中からもゴロゴロゴロゴロ出てきます!
具を入れずにつゆだけ飲んでも、素材の味が染み出しまくった至福の味…
とにかくコクがすごい。コクの王様です!
あんこう汁を吸い込んだ大根やにんじんも、じっくり噛みしめたくなる奥深さ。
食べ進めると、あんこうの粒子とコクが舌にまとわりついて消えなくなってきます。
このまま持って帰りたいから消えないでほしい…!!
山形牛いも煮はシルキーな里芋がこれでもかとゴロゴロ
こちらはブースナンバー8番、肉彩工房 鳥すずさんの山形牛いも煮。
お手元ショット。お母さんが豪快にいも煮を盛ってくれます。
食べ終わったあとに戻ってきてまで「おいしかったーー!」と伝えてる人もいましたよ!
こちらが山形牛いも煮です。お値段は800円。
つゆは醤油ベースなんですけど、いろいろな素材の味が出て、ひと言では言い表せない複雑な風味になっています。
さすが芋煮という量の里芋が、とにかくゴロゴロ入っていますよ。
里芋の内側は感動するほどシルキー!!薄ーい外側にプツッと歯が入ると、内側の、舌を流れるようにつぶれていく至福の舌触りを楽しめます。
いも煮の派閥は山形と宮城があるようで、宮城のいも煮は味噌ベースで豚肉を使うんですって。
よく「宮城のいも煮なんか豚汁じゃん!」などの悪口を言われているらしいのですが、「どう豚汁じゃないのか」宮城版もぜひ食べ比べてみたかったです。
なぜか山形のいも煮ブースが2つあって、宮城のいも煮は出店していませんでした。
プリン体の桃源郷!白子鍋の白子はプリトロ
こちらはブースナンバー2番、エムケーフーズさんの真鱈の白子鍋。
あんこう肝鍋と同様、豪快に白子を盛ってくださいます。お値段は1,000円です。
スープは白菜の甘味が溶けた、スッキリと上品な味!白子は食べても食べてもゴロゴロ出てきて、ちょっと一休みしてまた食べるなど、一気には受け止められないほどの豪華さでした。
白子の食感はプリプリというよりプリトロ!しいたけの風味も効いてて、くさみのない白子と具材、すっきりしたスープのマリアージュが絶品です。
かきの土手鍋は野菜が主役?とろけるおいしさに悶絶
こちらはブースナンバー16番。大翔さんのかきの土手鍋です。
巨大なお鍋にきちんと味噌で土手を作ってありましたよ!
お値段は普通盛り600円と、牡蠣増量盛り1,000円を選べます。
こちらは普通盛り600円です。
普通盛りでも充分な量の牡蠣が入っていますよね!
驚いたのが、牡蠣ももちろんおいしいんですけど、とにかく感動するほど野菜がおいしい。
やわらか煮野菜好きには天国みたいな味です。白菜、にんじん、大根がものすごく柔らかく煮てあります。
それがまったり白味噌ベースの濃度の高いつゆと、牡蠣の粒子をまとっている…
なんだろう、酒飲みのための離乳食というか、とにかくオトナのおいしさと食べ物としての優しさがマックスに達していて、ぜひ食べてほしい味でした。
香味の宝庫!博多もつ鍋はニンニクの効いた淡麗スープが絶品
こちらはブースナンバー36番、もつ家さんの博多もつ鍋です。並盛り600円と大盛り900円を選べます。
今回は博多もつ鍋並盛りを選びました。
お味はもう、香味野菜好きにはたまらない香味の宝庫!ニンニクとニラの香りが豊潤すぎます。
ニンニクは上にのせたチップだけでなく、スープにもコロコロ入っていますよ、舌でつぶせるほど柔らかく煮込まれたニンニクは、本当にパッと身体を温めてくれます。
ニンニクとニラの風味が溶け込んだ淡麗スープに、そのスープをたっぷり吸い込んだザクザクキャベツ、たまりませんね。
くさみのないモツも歯応えがあって、食べ応え充分の鍋でした!
イベント情報
第8回 ご当地鍋フェスティバル@日比谷公園