「こぞっうずっしチェーン♪」のフレーズを大脳皮質に刻まれ、ドラえもん寿司に夢を見て育ってきた皆さまこんにちは。
みんななつかしだいすき小僧寿しでは、1月7〜9日、14・15日限定で「冬の炙り寿しフェア」を開催しています。
そう、販売期間前半戦はもう終わってしまったのですが、後半戦に向けて実食レビューを発表したい記事なわけです。
なぜなら今回のラインナップに「炙り寿し~チーズフォンデュ風~」なる、二度見必須のメニューを発見してしまったから・・・
寿司をフォンデュに?あの小僧、伝統的な小僧コスのくせに平気でそんな伝統デストロイをするとは・・・旦那様を暗殺したんじゃないだろうな。
これは見届けて口にも入れねばと、早速最寄りには店がない小僧寿しに根性で訪問、個人的に食べたかった「十貫十色の海苔包み寿し」とともに購入してきました。
「十貫十色の海苔包み寿し」は伝統をやや大切にしつつおいしいアレンジ
「十貫十色の海苔包み寿し」は、十貫十種類の握り寿司に開けたてパリパリ海苔を巻いて「握りなのに軍艦のおいしさ」を楽しめるアイディア寿司です。
見ているだけでワクワクする盛りだくさんのラインナップですね。
寿司は左から「炙りうなぎ玉子」「海鮮ホッキサラダ」「とろたく」「炙りえびマヨ」
いくら・貝柱・いかの「北海盛」「ねぎまぐろ」「炙りサーモン玉子」
「ツナ胡瓜」「カルビ」「炙りかにかま」となっています。
海苔は有明海苔が2パック付いてきました。
早速「北海盛」を海苔に包んでいただきます。
海苔本当にパリパリ!魚介のしっとり感と海苔のこのうえないパリパリ感が相まって、確かにこのスタイルじゃないと味わえない食感です。
「炙りかにかま」でもうひと口。
無難においしいですが、魚介を使った王道寿司ネタの方が海苔の香りがよくわかります。
どうせズレるならこういう「伝統を残しつつ」系に収めればいいのに・・・なぜ、なぜ、と言いたくなるクセモノ寿司、いよいよご紹介です!
「炙り寿し~チーズフォンデュ風~」はおいしいけど釈然としない、けど・・・
こちらが「炙り寿し~チーズフォンデュ風~」です。
「ミックス巻」「カルビ巻」「ツナサラダ巻」の3種の巻物に、
「炙りチーズマヨえび」「炙りチーズマヨびんちょうまぐろ」「炙りチーズマヨサーモン」「炙りチーズマヨかにかま」の握りが入り、
そして中央にチーズフォンデュソースの器が鎮座しています。
私これを書きながら「あ、あれビンチョウマグロだったんだ」と思いました。ベーコンだと思って食べてました。炙りチーズマヨ味は先入観と味覚を狂わせるのです。
チーズはレンジアップしてとろけるチーズにしてください。
では早速背徳の「チーズにドボン」をやっていきます。
どっこい
しょ!
・・・・・・・・・・・・(喫食中)
ドラえも〜ん・・・!小僧がグレちゃったよ〜・・・・
意外に、意外に違和感はないんです。チーズソースはチェダーベースだそうなのですが、チーズ独特のくさみがないので寿司と合わせることも可能、という味。
でもこんなことをしてはいけない気がするのよ!アメリカに行かないと食べられなかった寿司の味だよ!
あの小僧・・・姿勢こそ腰を低くしてはいるが、奴の目つきには信用できない何かを感じていた。
ちゃっかりもうチーズがついている「炙りチーズマヨえび」でもフォンデュしてみます。
・・・あのね、おいしいんだけど、おいしいんだけど、寿司ではない笑
十貫寿司だって焼肉握りとか遊び心があったけど、とろけるチーズドボン寿司の前ではまだたおやかなエスプリ。
でも「寿司ではない」「寿司ではない」と言いながらも平らげてしまう味なんですよね。不思議!
冷たい寿司に温かい調味料がつくっていうのも、考えてみれば新鮮です。
寿司にとろけたチーズをつける必要性は、食べ終わった今でも正直納得いっていないのですが、「食べられてよかった!」とは思える面白い体験でした。
「冬の炙り寿しフェア」は明日14日(土)と15日(日)の2日間!ぜひ、パリパリ海苔の悦楽やチーズと寿司のぶつかり合いを体験してみてくださいね。
商品情報
■小僧寿し 「十貫十色の海苔包み寿し」 「炙り寿し~チーズフォンデュ風~」
■価格:「十貫十色の海苔包み寿し」777円「炙り寿し~チーズフォンデュ風~」734円(どちらも税込)
■「冬の炙り寿しフェア」 実施店舗等情報ページ
■小僧寿し 公式サイト