江戸前天丼はま田の「金目鯛と真鯛の春天丼」は春をとことん楽しめるデカダン天丼でした

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丼もの
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江戸前天丼はま田は、かつ丼の「かつや」を展開する株式会社かつや運営の本格天丼のお店です。

3月25日より春の期間限定メニューとして「金目鯛と真鯛の春天丼」が提供されています。

江戸前天丼はま田は、メニューの品質だけでなく空間にも余裕を感じる、かつやとはコンセプトの異なるブランド。

はま田に初めて行く人は、かつやの仲間と思っていると度肝を抜かれることになりますよ!

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「江戸前天丼はま田」のコンセプトはゆったり食べるご褒美天丼

2022年3月時点で江戸前天丼はま田は、東京都練馬区、埼玉県さいたま市、神奈川県横浜市と3店しか展開がありません。

私の訪問した「横浜丸山台店」はライブキッチンを囲む大きなカウンターメインの配席で、調理風景を楽しめるのが魅力です。ほかの2店舗もそのようですね。

カウンターの作りががっちりしていて1席の幅も広く取られており、余裕のある空間で天丼を食べられます。

百貨店の天ぷらカウンターをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。かつやのカウンターのイメージは消してください。

ファーストフードではなく、本格天ぷらをコンセプトとしているんですね。提供もちょっと待つので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。

「金目鯛と真鯛の春天丼」は2種の鯛といくらが乗った贅沢天丼!

こちらが江戸前天丼はま田春限定「金目鯛と真鯛の春天丼」です。

フロントには金目鯛と真鯛の天ぷら、その横にはいくらと5色あられのえび真丈揚げ、大葉の千切り、裏側にはイカと貝柱のバラ天が乗っています。

金目鯛の天ぷらは、身はちょっと薄めながら鯛味がとても濃い!

真鯛の天ぷらは身が厚くて噛むと繊維がほろっと崩れ、どこまでも淡白なジューシーさを楽しめますよ。

あと、鯛の天ぷらにいくら乗せて食べるというバチあたりな初体験も楽しめました。

裏側にはぷりぷりイカとザクザク食感の小柱。

バラ揚げなので、ごはんと一緒に口に入りやすのがとてもいいですね。衣も少ないため、妙齢の男女も食後の胸焼けを避けられるでしょう。

5色あられが目にも楽しく、香ばしいえび真丈揚げは、つなぎをほとんど使っていないほろほろ食感。

噛み跡なので見せられないのが残念ですが(箸で切ればよかった)えびすり身のぷりぷりボール系かと思いきや、ほろほろ系だったのは意外でした。

いくらや大葉の存在も計算されています。天ぷら続きのあと「ちょっといくらご飯でも食べようかな」とシフトできる贅沢!

さっぱりした大葉もよい箸休めです。すべての天丼には大葉を入れてもいいと思わせる。

なお「金目鯛と真鯛の春天丼」の魅力はこれだけではありません。最後に天茶のお楽しみが待っているのです。

最後は鯛出汁のお茶漬けで〆る幸せ

江戸前天丼はま田の見逃しがちな特徴は、お米のクオリティがお値段に対して高いこと。

舌にTPOを弁えさせるのが特技なわたくし、かつやの米だって「うまいうまい」と食べていたのですが、はま田の米はちょっと箸を止めさせるものがありました。

粒感を残してふんわりふっくら、丼ものでも水っぽくならない「少し硬め」感も絶妙です。

そんなお米を主役に楽しめる〆のメニューが、鯛出汁と海苔、わさびで味わう「鯛茶漬け」です。

私はイカと小柱のバラ天、いくらや大葉を少し取っておいて天茶にしました。

緑茶のお茶漬けだといくらはちょっと生臭く感じるのですが、鯛だしだと違和感なく合いますね!

ここまで色々なマリアージュを楽しめる天丼なのでごはんがちょっと足りず、大盛りにできるか確認しなかったのが悔やまれます。

(レギュラーメニューのページには大盛り+110円表示あったのですが、限定でもできたのかな)

こちらの期間限定天丼、特に終了時期が明記されていないのですが、スタッフさんのお話では概ねひと月くらいではとのこと。

気になる方は早めの訪問をおすすめします!

「江戸前天丼はま田」にひとつお願いするとしたら・・・

店がない。

プレスリリースによると、はま田のコンセプトは

わざわざ電車に乗らなくていい、有名な老舗までいかなくてもいい。一緒に遠出できなかった家族や友人と一緒に、自分へのご褒美や大切な人との記念日に、自宅の近隣でゆったりと食事をする。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000591.000032350.html

ことらしいのですが、つまり「昼間人口より夜間人口を重視して所得高めの郊外に出店する戦略」ってことだと思うんですよね。丸山台はまさにそんな街でした。

あと接客品質とかオペレーションがグダつくのを避けるためか、年に1店舗くらいしか出店しない。

でもこっちは別の仕事のついでとはいえ往復3時間かけて行ったんですよ(泣)

「わざわざ電車に乗らなくていい」どころの話じゃないんですよ。

この出店ペースが続くなら今年の秋冬くらいに新店ができる気がするのですが、株式会社かつや様、武蔵小山とかどうでしょう?夜間人口そこそこです。かつや様アークランド様、何卒ご検討お願いします・・・

商品情報

■江戸前天丼はま田 「金目鯛と真鯛の春天丼」

■価格:1,650円(税込)

※価格等、記事内の情報は執筆時当時のものです

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