【借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ  小池 浩】は確かに日本一わかりやすい願望実現本

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小説・エッセイ
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あいかわらず引き寄せ大好きなあやめです。今日は日本一わかりやすい願望実現本との評判高い【借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ】の良本ぶりをお伝えしたいと思います。

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ミスターどん底コイケ、メンがヘラる

仙台でアパレルショップを営むアラフォー男コイケは、商売がうまくいかず借金を繰り返し、あれよあれよと首がしまってもう死ぬしかないという状況に追い込まれていました。

それも超超ドン底。借金総額2000万。過払金案件を手ぐすね引いて待つはずの弁護士にすら、そろって「自己破産しかない」と言われる始末。しかも保証人が自分の親だから自殺もできない。

そのうえ、借金2000万円のうちヤミ金での借りが600万円。商品は売れないのに月々の返済40万円。店を経営しているため、生活費に加えて経費も多い。

無意識に涙が溢れるような極限の状況と精神状態の中、「誰でもいいから助けて!」と叫んだとき、シャワーホースから「宇宙さん」が現れたのでした。

どん底から普通以上への大逆転劇

ここで興味を失わないでいただきたいのは、この本は基本的には実話ですが宇宙さんはキャラだということです。少なくとも、幻覚のように見えているわけではなく、コイケのアンテナや直感や潜在意識で構成されたメンターだということ。でもおそらく小池氏の頭の中ではあの口調で喋っているのではないかと思われる。映像化してないタルパのようなものではないだろうか。

しかし宇宙さんをはっきりキャラ付けすることで、コイケ(&読者)を教え導きケツを叩く様子に受け入れやすさと説得力が生まれるのです。

この本がすごいと思うのは、普通からハッピーへの脱却物語ではないこと。メソッドを実践することで、これ以上ないようなドン底から普通までどんどんのし上がって、そこからさらに普通以上へ恵まれていくのがすごい。だって引き寄せ実践者でもこんなドン底の人めったにいないもの。

つまり、この本を読む人は少なくともコイケよりは余裕があって、余裕がある分メソッドの結果も出やすいという期待が持てるのです。

一般的なスピリチュアル本って、綺麗な心の著者が美しい目標を掲げてくれるみたいな内容が多いですよね。しかし、この本は借金まみれのアラフォー独身男が、ドン底のドン底の何もないところからどんどん逆転する物語。

コイケはここまで借金まみれになるくらいの人間なので、あまり頭も良くないしポジティブでもないしやり手でもないし商売に向いてるわけでもないしついでに若くもイケメンでもない。(小池氏申し訳ありません)

しかもコイケは引き寄せを実践する人が間違えがちなポイントを全部間違えます。そして宇宙さんはそこを徹底的になおしていく。望んだ現実を寄せられなくて不思議な人には必ずコイケとの共通点があるはず。

だからこそ!だからこそこの本のメソッドはどんな人でも実践でき、そして結果が出るのです。

【おまえ今、俺にオーダーしたのか?】

さて、メソッドと実践、そしてなにが起こったかを繰り返し綴っていくエッセイスタイルのこの本。まず学べることは「口には本当に気をつけなきゃいけない」ということです。

無意識にでも口から出る言葉は、宇宙さんへのオーダー。願ったつもりのない言葉でも、宇宙は律儀に増幅して叶えちゃいます。コンビニで「ビール高いな…」と言うだけで、ビールを高いと思うような生活が叶ってしまう。

しかし、これには助かる面もある。この本のメソッドは、心持ちではなくひたすら「口から出る言葉」にフォーカスを合わせているからです。

だからこそ、誰にでもできる。「まず心から信じること」を求めないのです。「信じないと叶わない」って結構難しいですよね。信じるにはやっぱり「願いが叶う」って現象が必要なので、信じないと叶わないならネガの堂々巡りになってしまう。

しかしこの本の物語は、心はまだ変えられない状態で「口から出る言葉」をコントロールするだけで、どれほどのことが起きるかということを物語っています。なのでタイトルをこんなに長くしてまで「口ぐせ」を強調しているのです。

【簡単だけどだれもやらねーじゃねーかよ】

物語中、コイケが実践したメソッドに「ありがとうを5万回言う」というものがあります。宇宙さんと出会う前、パラっと読んで投げ出した本に書いてあったメソッドです。(たぶん小林正観氏の本であろうと思われる)私もこれは話を聞いただけで「気持ち悪っ!そこまで行ったらちょっと終わりだな…」と思った過去があります。

しかしそんなコイケに宇宙さんは「どーせヒマなんだろ?やれよ」と命令し、コイケも「まぁヒマだから…」ということでやり始めるのです。

1日7000回ほど唱えたコイケ、しかしここでも心はこもっていません。ひたすら唱えて1カ月半、潜在意識レベルでの大変動が起こり、そこからまた唱え続けるとお金にまつわる現象の奇跡的な変化が起こっていきます。

「こんな簡単なことで…」と呆然とするコイケに対し、宇宙さんは「簡単だけどだれもやらねーじゃねーかよ」とはき捨て、「ありがとう」を連呼することでどこに何が起きて奇跡の結果に繋がるのか、メカニズムをレクチャーしてくれます。それだけでなく、効果倍増のアレンジも教えてくれるのでした。

小林正観氏の記述だと、2万5千回で意識レベルでの変化が起こり、5万回くらいから目に見える奇跡が起こっていくらしいのですが、コイケは2000万の借金を抱えるだけあってちょっとゆっくりしてますね。

しかしそこまで落ちるからには思いの威力は強いということでもある。宇宙さんから言葉の使い方と思いのクセを直されるうち、信じがたいような現象が次々と起こっていくのです。

スピリチュアルビギナーにもおすすめする理由

スピリチュアルに興味を持ち始めた人が、小林正観とかバシャールとかリアトラから読んでしまうと、かなり引くこともあるしちょっと別世界の話に感じることもある気がするんですよね。

しかしこの本の主人公はコイケ。仙台のアラフォーダメ男コイケ。コイケのダメっぷりに引くことはあってもスピキモいの引き方はあまりしないで済む本。

また小池氏が心理学に造詣が深いため、コイケと宇宙さんの会話やレクチャー場面も、起きた奇跡の理由を心理学の理論を交えて説明するという文調なのです。もちろんそれだけでは説明できないまさに奇跡も盛りだくさん。

さらに、引き寄せ実践者がつまずきがちな「願ったのにまだ叶わない」期間のメカニズムと考え方、そこでのタブーも丁寧に説明してあります。そのためにコイケは吐くまでカツ丼を食べるハメになってます。

宇宙さんのメソッドでは基本的に、願いは期限をしっかり設定するんですけど、これってちょっと怖いですよね。だって設定しなければ「叶いつつある」と思えるけど設定しちゃうと失敗がはっきりしちゃうから。しかし宇宙さんはこの部分もしっかり説明してくれます。ここを読めば、期限が切れた時にこそさらにワクワクできることでしょう。

さらにさらに、引き寄せでは叶わないと言われる「相手を変える」ためのメソッドもコイケは成功させているのです。

引き寄せ本は散々読んでイマイチ効果を感じられない人にも、興味はあるけどスピリチュアルすぎる本には抵抗がある人にもおすすめの【借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ】。単行本でも電子書籍でも、ぜひご自分の持ち歩きやすい形態で買って、迷うたびに何度でも読み返すことをおすすめいたします。

 

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