糖質制限中にどうしても食べたくなるのが、しょっぱくてパリパリしたスナック類。糖質制限用の甘いお菓子は世の中に結構あるのですが、「ポテチ食べたい!!」等のジャンク欲を満たしてくれるスナックは意外と限られています。
そんなときにおすすめなのは、糖質ゼロとされる豚皮のスナック。ジャンク欲を満たしてくれるだけでなく脂質とたんぱく質も摂れるので、糖質制限やMEC食中にありがたいおやつです。

今回は手に入れやすい豚皮スナックから「アンダカシー」のフレーバー3種、シンプルな塩味の「トンピー」、ノンフライが特徴の「TONPI」を食べ比べてレポートします。
MEC食でもおなじみ!龍華の「アンダカシー」
豚皮スナックといえばまず挙がるのが、沖縄県うるま市のメーカー【龍華】の「アンダカシー」。公式サイトでは「元祖豚皮チップス」を名乗っていますね!
糖質制限で40kg痩せたというダイエッター、比嘉 直子さんが活用していたスナックとしても知られています。
通信販売や沖縄県のアンテナショップでよく見かけるのは「うま塩味」「ピリ辛!!七味マヨ味」「旨メキシカンタコス味」の3種です。
では早速、それぞれの味わいや栄養成分、原材料をご紹介します。
アンダカシー カリッとコク旨!うま塩味
シンプルな塩味が人気の「うま塩味」

栄養成分を見ると糖質ゼロなのはもちろん、ひと袋でたんぱく質が40.8g摂れます!これに適宜野菜をプラスしたら、忙しいときの食事代わりにもなりそうです。

豚皮をラードで揚げており、味付けは食塩だけ!つまり無添加!シンプルイズザベストですね。

塩だけの味付けですが、素材が豚だからなのかコクがあり、シンプルでも飽きない味わい。青のりなど入れてアレンジするのもおすすめです。
また、アンダカシーすべてに言えることですが、サクサクした個体に混ざってたまに、脂のじっとり染みた、粉を固めたような食感の豚皮があり、私はこれが大好きです・・・
あぁ誰かが「食感を統一して」とかいらんクレームを入れてこのじっとり個体がなくなったらどうしよう・・・心配で夜しか眠れないくらい気に入っています。
アンダカシー ピリ辛!!七味マヨ味
塩味にちょっと飽きたときにおすすめなのが、まろやかな酸味とピリ辛が特徴の「ピリ辛!!七味マヨ味」

味付けが複雑になったぶん栄養成分にも変化が出ていますが、それでも糖質は0.1gに抑えています。

無添加でもなくなっていますが、ダイエット中はジャンクな味のスナック食べたくなりますもん、たまにはいいんじゃないでしょうか。

バターミルクパウダーが入っているからか、マヨネーズの酸味は少なめ。ベースがまろやかなので七味のピリ辛が引き立ちますが、辛いものが得意でなくてもおいしく食べられる辛さレベルです。
酒飲みの人はビールハイボールとか飲みたくなる味ですよー!
アンダカシー 旨メキシカンタコス味
「ピリ辛!!七味マヨ味」よりもさらにスパイシーなのが、「旨メキシカンタコス味」

チーズのコクとスパイス、ハーブ、唐辛子のコラボレーションが絶妙にクセになる、おやつというよりおつまみ!!という印象のフレーバーです。

袋のボリュームがちょっと少ないように見えるのはですね、撮影中についつい食べてしまったからで、容量は他のフレーバーと同じく70gあります。いやー、これをひとつ食べて止めるのは難しいと思いますよ…!

メキシカンタコスを名乗るだけあって、ライムやレモンなど柑橘を使った炭酸とめちゃくちゃ合うと思います。
フワサク食感がおいしい!ハネマルフーズ「豚皮スナック トンピー」
こちらもアンテナショップや通販でよく見かける、沖縄県浦添市のメーカー【ハネマルフーズ】の「豚皮スナック トンピー」

アンダカシーのうま塩味とどう違うのか気になって購入しました。

トンピーの特徴は、使用している塩が「沖縄県産シママース」と明らかにされていること。揚げ油はラードです。

見るからにフワッとしており、食感も実際にサクサクと軽くなっています。
「アンダカシーうま塩味」と「豚皮スナック トンピー」の違いは?
さて、気になる「アンダカシーうま塩味」と「豚皮スナック トンピー」の違いを探してみましょう。

まず、アンダカシーが容量70gあるのに対し、トンピーは食べきりサイズの容量40gとなっています。
また、アンダカシーうま塩味の味付けが「食塩」となっているのに対し、前述した通りトンピーは沖縄県産シママース使用と表記されています。
見た目も比べてみましょう。手前がアンダカシーうま塩味、奥がトンピーです。

トンピーの方が大ぶりで食感が軽く、アンダカシーよりやや塩気が強い感じがします。アンダカシーうま塩味の味付けは食塩だけなのですが、トンピーよりややスパイシーさを感じる気がする…

また注目すべき違いとして、アンダカシーのパッケージにはジッパーがついています。

ひと袋40gで食べきりサイズのトンピーにはジッパーがついていません。
ちなみに私の大好きな「脂のじっとり染みた、粉を固めたような食感の豚皮」は、購入したトンピーにはありませんでした。ここは好みの分かれるところですね…
誤解を恐れずいえば、脂っこいものが大好きな人はアンダカシー、そこまで好きではないけどケトやMECをしていて豚皮を食べる必要のある人はトンピーがおすすめです。
ノンフライ!日新ミートフーズ「豚皮革命 TONPI」
今回ご紹介するなかでちょっと毛色の違う豚皮スナックがこちら。

沖縄県島尻郡のメーカー【日新ミートフーズ】の「豚皮革命TONPI 旨塩味」です。

高タンパク・糖質ゼロを謳っており、HPによれば一番柔らかい背中の豚皮を使っているそう。
ノンフライなので「揚げた豚皮は脂っこくて…」という方にはこちらをおすすめします。

同じひと袋40gの「豚皮スナック トンピー」と比較すると、やや低脂質で高タンパク。キャラクターの豚氏もマッチョです。
見た目もフライ系の豚皮スナックと大きく違いますね!ノンフライのため膨らんでおらず、一つひとつがすごいスリム。

食感はとても硬く、噛んでいると口の中で柔らかくなってきます。沖縄県産の塩を使用しており、味はシンプル。しょっぱい芋けんぴをイメージしてもらうと良いでしょう。
「最強おつまみ」の名の通りお酒にも合いそう!ジッパー袋に入っているので持ち運びしやすく、高タンパクのおやつを外でも食べたい人にぴったりです。
私が発見した店舗では旨塩味のみでしたが、ネット販売を見るとスパイシー味やスモーク味もあるそうですよ!

購入は沖縄アンテナショップやネットで!
糖質制限中でも食べられる素敵なおやつ、豚皮スナックを紹介しました。
個人的にはこの中で最もジャンクと感じた「アンダカシー 旨メキシカンタコス味」が好きです。正確には「アンダカシー 旨メキシカンタコス味」の中でも脂がじっとり染みた、片栗粉を固めたみたいな食感の個体が一番好き・・・
いくら糖質を制限してもこの嗜好を変えなければ痩せるはずがないのですが、同じデブ味覚の皆さん、ぜひまずはポテチから豚皮へおやつを変えるところから始めてみましょう!