
【和歌】秋風の 今に吹く日を
秋風の 今に吹く日を待つ夏の 厳ふ暑さに 耐へに耐へつつ 縫 乱乃 秋風なんか吹いてないもん! 先日の和歌講座のテーマが「秋風」だったんですけど、このクソ暑いのに秋風のことなんか考えられます...
基本だらけています
秋風の 今に吹く日を待つ夏の 厳ふ暑さに 耐へに耐へつつ 縫 乱乃 秋風なんか吹いてないもん! 先日の和歌講座のテーマが「秋風」だったんですけど、このクソ暑いのに秋風のことなんか考えられます...
霧渡る白に隠らふほととぎす 朝雨濡れて耳澄ます百合 縫 乱乃 歌は降りてくる 二日酔い避けに朝の散歩に出た際に降りた幸運歌 百合が耳を澄ますように見えたのが先で、ほととぎすの声が聞こえ...
青雲の 筆の運びも みづみづし 額縁しみみに 瑞枝萌出づ 縫 乱乃 土地の形 雲の形 青森に行く機会に恵まれたことがある。 まだ暖かい頃だったため寒さに驚くことはなかったが、関東とはま...
白梅の 朧にもえる 灯火に なお色深し 藍染の夜 縫 乱乃 歌のためには歌を詠まない 宵の口の洗足池で詠んだ梅の歌。5月に梅の歌の解説をするむなしさよ・・・ 創作というのは不思議なもの...
ながらえて またひととせや いかにいく 散りぬる花に いのちいきかう 縫 乱乃 生く予感 逝く予感 毎年春が来て桜が咲くと、綺麗云々以前に「また一年生き延びたか」という感慨に満たされる。 ...