ゆるい断捨離でも人生が変わる? 実感した効果と意外な落とし穴

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ゴールデンウィークあたりからハマった断捨離の効果やデメリット?をお伝えする記事です。

断捨離といっても、家になにがあるのか把握できていない生活から卒業しようとのゆるーいもので、ミニマリストなどを目指しているわけではありません。

運気にまつわる断捨離情報によると「使わないものが家にある」ことがよろしくないそうですが、そうはいっても捨てたくないものってあるじゃないですか。

そういうものは「じゃあ使えばいいんでしょ使えば!」と無理矢理使っているため、たぶん私がやっているのはなんちゃって断捨離です。

そもそも「右手をブルドーザーのようにしてとにかく全部をゴミ袋に入れろ!」という「全捨離」の本を読んで、

「全捨離…は無理だなぁ…断捨離なら」とスタートからひよってやっている、本当にゆるゆるの生活改善なのです。

今回はそんなテキトー断捨離でもこんな効果があったよ!ということをお伝えします。

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ゆる断捨離でも大丈夫!断捨離のメリット

2種類の体力がついてきた

身体の体力

断捨離は当然「物を捨てて終わり」ではなく、家を掃除することも含まれています。

実は私、雑巾がけをする体力がなかったんです。

部屋に雑巾をかけるときは、床にぺたんと座って腕の届く範囲を拭き、拭けなくなったら座る位置を移動してまた拭かねばなりませんでした。虚弱アラフィフ。祖母が晩年やっていた床の拭き方。

1日10km歩くのはできるんですよ。でも雑巾がけはできない。ちなみに腕立て伏せは「腕立て伏せの体勢になる」ができません。

ところが断捨離と、なるべくこまめな(週3~4くらい)雑巾がけを初めてから体力がついてきたようで、膝立ちでどんどん拭けるようになってきました。

最近「なんか膝いつもアザできてるな…」と思っていたら、そう、気付かないうちに雑巾がけの姿勢が変わってきたからなんです。

物を増やすことになりますが、掃除用に膝のサポーター欲しいなと思っています。

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脳の体力

身体の体力とともに、「今すぐやる」系の「脳の体力」もついてきたように思います。

つい「後でまとめてやろう」とほったらかしになりがちな郵便物の開封や書類のファイリング、緩んだネジの対処などがサッとできるようになりました。

頭の中の「もう今やっちゃいなよ」という声にハイハイ応えるエネルギーが出てきたというか……

もともと床やソファ、ベッドが散らかってるタイプの家ではありませんでしたが、「見えない部分が散らかってることを知ってる」だけでも人はエネルギーを消耗するのかもしれません。

ゴミ屋敷に住んでいる人がアグレッシブってイメージ、あんまり無いですよね。ゴミに囲まれた環境は人をぐったりさせるもの。

もしかしたら使わないものも、持ち主の役に立たないという意味では「ゴミ」と言えるのかも。つまり、使わないものに溢れている部屋はある意味ゴミ屋敷なのかもしれません。

「これは思い出の品!」ってものだって、出てきて初めて存在を思い出したりしますしね。じゃあその思い出、なくても生きていけてるってことですし。

(ちなみに「全捨離」の本によると、思い出の品は写真を撮って処分するのがオススメだそうです)

園芸が新しい趣味に

理由をうまく説明できないのですが、なんか無性にお花を育てたくなり鉢植えをお迎えしました。

ペンタス。かわいいでしょう!

物を無くしたあとのスペースを、生気があって美しいもので埋めたくなっているのかもしれません。

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自己イメージの更新

断捨離に付随して掃除も進むと、自分の家が綺麗なのが当たり前になってきます。すると、

私の家は綺麗なのが当たり前→綺麗な家に住むのが当たり前の私

と、不思議と自己イメージも更新されるのです。

朝起きて流しがピカピカじゃないと「?……なんか変だぞ、この私の家なのにこれは変だぞ?」とすごい違和感を覚えます、ピカピカじゃない時の方がずっと長かったのに。

鞄の中身は毎日出して鞄をクローゼットにしまうし、

靴は少し汚れるたびにブラシかけてシミ取りするし、

ネックレスは拭いてからしまうし、

だって、私が汚いものを身に着けているなんてヘンだからです

家を片付けると、家だけじゃなく住む自分も変化していく。すごい不思議です。

痩せてきた

「掃除でカロリーを使うから」という理由も0ではないでしょうが、あまりジャンクフードとかスイーツとか「本来身体には必要ない食品」を欲さなくなってきました。

約ひと月で2kgほど体重が減り、体脂肪も減っています。

食べることで潰してきた時間を整理整頓に使うから、間食が入る隙がないのかもしれません。妖怪お掃除ババアの如く「次はどこを断捨離or雑巾掛けしてやろうか」といつも思っていますし……

ちなみに、細かい部分までキッチリ掃除をしたい方にオススメなのは、たわし手袋です。

これはね!水回りの掃除にほんといいですよ!

ブラシではなかなか届かない蛇口の溝もラクラク磨けるしね!手で磨くことによって汚れの種類(拭いて落ちないタイプ)等もより分かって洗剤選びがはかどるしね!

私はトイレ掃除もこれでやっています。トイレ磨くのはこの手袋だけだと抵抗あるので、ピッタリ系の使い捨てビニール手袋して、その上からトイレ専用にしたたわし手袋をしている。

これによりトイレブラシも要らなくなります。トイレブラシってちょっと汚いイメージあるので、無くすと気持ち的にもスッキリです。

やっぱり、雑巾なりたわし手袋なり、自分の手を使うのが一番カロリー消費が大きいです。

しかし、断捨離にはデメリット?もある。次は「断捨離でちょっと困ったこと」を解説します。

断捨離のデメリット

すっごい寝込む

断捨離をすると、なんかすっごい疲れる。初期は1カ所綺麗にするたびに横になってしまい、ベッドと「今日断捨離する場所」を往復していました。

そんなに重い作業じゃないんですよ。引き出しのいらない物捨てるだけみたいな。別にタンスを動かしたわけじゃないんですよ。

でもなんだか滅茶苦茶疲れる……。次の日はケロッとしているタイプの疲れなんですけどね。

「好転反応」という説もあれば、「埃を吸い込んでしまうから」という説もあり、できれば断捨離中はマスクをした方がいいのかもしれません。

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玄関がゴミ屋敷みたいになる

断捨離すれば当然、ゴミが出ます。特に不燃ごみとプラスチックごみ、粗大ごみが大量に出ます

その種のゴミってたいがい1、2週に1回の回収なので、どこかに置いておかねばなりません。

雨のことも考えると、私の部屋では置き場所は玄関になります。

「もともと見えるところが散らかってる家ではなかった」と書きましたが、断捨離後の玄関はテレビの特集で見るゴミ屋敷そのものです。

全捨離」の本によれば、玄関をキレイにすることは運気的にすごく大事なんだそう。

うちの玄関、いま引越し以来のカオスなんですが……これ大丈夫ですか?

掃除に追い立てられる

「自己イメージが変わると、家の汚れに違和感を覚える」と書きました。

例えば部屋の埃について「1週間分くらいの汚れは許容する」意識から「ピカピカじゃないと許容できない」意識に変わってしまうということです。

そうするとねぇ……忙しくなりますよ~

一人暮らしでも、汚したところをこまめに拭いていても、なぜか家ってどんどん汚くなるもの。

現在は「この前ここを拭いたのに……もうなんか薄汚い!!」と掃除に追い立てられながら生きています。血眼のシンデレラ。

この意識の限り「掃除…掃除…掃除…」と思いながら生きていくということです。

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でもやった方がいいと思うよ

ちょっと困る部分もありますが、でもいつも家がキレイって気持ちが良いもので、やっぱりみんな一度は断捨離をやってみてもいいんじゃないかな、と思います。

別にプロ?ほど何もかもを捨てる必要はないですし。

初回は「1年使ってないもの」、次回は「半年使ってないもの」みたいに段階的にやっていって、心地よいところで止めるのもアリだと思います。

そして究極的には……やっぱり全捨離をやることになるのかしら。いや、ならない気がする……でも…

物を捨てるって、先行きが大きく変わるような気がしてドキドキします。

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