【和歌】ながらえて またひととせや

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ながらえて またひととせや いかにいく 散りぬる花に いのちいきかう

縫 乱乃

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生く予感 逝く予感

毎年春が来て桜が咲くと、綺麗云々以前に「また一年生き延びたか」という感慨に満たされる。

誕生日も一応4月なのだが、誕生日は感慨もなくのんきに過ごしている。生者必滅や生寄死帰について思いを馳せるのは必ず桜の時期だ。

桜が咲くと心が乱れる、というのは古典和歌の定石らしいが、この心の乱れは一種の「死の予感」ではないのだろうか。

桃色に膨らんだ枝が揺れる様子はまるで涅槃のようで、美しすぎるがゆえに死に招かれることも人にはあるのだなぁ、と春が来る度思うのだ。

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