ADHDが初めてのクラシックコンサートで「すごい!」と唸った7つのこと

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去年一年寝たきりだった私ですがなぜか今年に入ってからちょこちょこ起き出しまして、「こうなったらドカンとリハビリだ!」とまず出かけたのがこちらのクラシックコンサートでした。

MIKIMOTO 第55回 日本赤十字社 献血チャリティ・コンサート New Year Concert 2017

ええ1月のコンサートですね。感想書くのに何ヶ月先延ばししてんだよと言われるのはごもっとも。私のダメっぷりを見てみなさん安心してください。

さて、ここではクラシックをBGMにするのが好きなだけで知識は1ミリもない私が、初めてのクラシックコンサートで「すごい!」と思った色々をADHD目線で書き連ねていきたいと思います。

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1. サントリーホールがすごい!

公演会場は六本木のサントリーホール。夜の六本木というだけで寝たきり上がりには「ひぃぃ」なのですが、このサントリーホールのこだわりがすごいのです。

サントリーホールの設計にあたっては「世界一美しい響き」を基本コンセプトに掲げ(中略)目標に掲げた音響特性は、「余裕のある豊かな響き」「重厚な低音に支えられた安定感のある響き」「明瞭で繊細な響き」「立体感のある響き」の4点で、残響時間は満席時、中音域で2.1秒となっています。

引用www.suntory.co.jp/suntoryhall/facility/hall.html

何言ってんだかわからねぇ!

しかもあのカラヤンがコンセプト、音響実験に関わったお墨付きホールとのこと。この未熟な耳でそんな調べを聴いちゃっていいのでしょうか。

実際到着してみればホールは大きいしエレガントだしなんか正面に金色のぐるぐるが生えている!もうわからないすごい。

そしてちょいとしたオサレなバーが一階にも二階にもあり、紳士淑女が休憩時間にグラスを傾けながら語らっているのです。オトナ!みんなオトナ!

2. 結構みんな服がラフ

クラシックコンサートという響きにあてられ、授業参観の親みたいな服で行ってしまったのですが、他の方はわりにラフな服装でした。

女性はニットアンサンブルくらい。着物の人も小紋くらい。男性は普通にセーターとジーンズの人もいました。

チケット代も気軽なチャリティだから?大晦日とか新年のコンサートならもっとドレスコードは上がるのだろうか。

でもここぞとばかりにぶっとんだオシャレ着物の人もいたので、浮くことを楽しめる人はハッチャケるのもありと思います。

3. 指揮者の消費カロリーがすごい

指揮者は指揮をするだけでなく、公演のホスト役でもあるのですな。

ゲスト奏者をエスコートし、楽団を統括し、会場の盛り上げ役もこなす大変なマルチタスク。1公演のカロリー消費はかなりのものです。

特に3曲目のベートーヴェンはもう「この人ひっくり返るんじゃないかしら」という熱の入れようで、ある時は足元から米俵を抱えるように片腕をぐわーっと持ち上げ、そうかと思えば垂直跳びの記録が出るほどぴょんぴょんぴょん!!!とジャンプ。肉体労働なのですね・・・

この日の指揮は川瀬賢太郎氏という若い方で、お顔は親しみやすい印象なのですがおみ足が大変長く、仕事ぶりを目でも楽しませていただきました。

しかし、背後の座席の吹奏楽部と思われる女子2人に「まだ後ろ禿げてないね」と言われていて、あぁ指揮者は本当に大変なお仕事なのですね・・・

4. じいさん連中の統率力がすごい

お手頃価格のチケットを選んだため、私の席からは会場全体が見渡せたのですが、観客の中でも特に特徴的なグループがあるのです。それは60〜70代の男性。いわゆるじいさんですな。

会場に点在するじいさんたち、曲が始まると一斉に腕組みをし、かくっと頭を落とす。コントロールセンターで統括されてるの?というくらい聞き方のスタイルが同じ。でも寝てはいない。終わるとぱっと頭を上げ、拍手にはちゃんと間に合う。

一つの群れの如き統率感。あれは一体なんなんでしょう。

5. 楽団の演奏してない時がすごい

交響曲でもゲスト奏者がいる曲は、ゲスト奏者のソロがあるわけで、その間は楽団は楽器をおろしているんですよね。

でもすごいの。おろした時がわからない。

ソロが終わって楽団が楽器を構えなおした時に「そういえば演奏してなかった!」と初めて気づく忍びよう。忍びのスキルもプロなんです。

ちなみに私は奏者の「演奏していない時」を観察するのが好きで、例えば出番の少ないティンパニの人が待機中何をしているか見るのが楽しい。ちょっと老眼で楽譜の位置に納得がいってなかったり。

ベートーヴェンのクライマックスで「やっと俺の出番がきたぜ!!」と生気を漲らせてみたり。

チェロの弦が曲の途中で切れてしまったらしくささーっとはけていきささーっと戻って来る様子とか。

ゲストのフルート奏者がソロを終えると口をぴよって拭う様子とか。やっぱりちょっと湿っちゃうんですかね。自分も小学校時代リコーダーべしょべしょになってたもんなぁ、と変なところばかり気になるのです。

6. 拍手のタイミングがすごい

私は知らなかったんですが、演奏への拍手は楽章ごとではなく曲ごとなんだそうです。つまり楽章の終りで音が途切れ、指揮者が構えなおしても拍手をするタイミングではないということ。

じゃあこの曲は3楽章だから3回目の「シーン・・・」で拍手すればいいか、と思うとそうでもない。曲によって?指揮者によって?楽章をつなげたまま演奏することもあるからです。

でもみんな間違えないの。1曲30分くらいあるのにどのメロディで終わりかちゃんとわかってらっしゃる。えーすごいな、私聞いたそばから忘れていくよ。

というわけで覚えられない人は周りの拍手までしつけのいい犬のように待っているのが無難です。

ちなみに曲が終わるたびに2回も3回もアンコールで奏者を引っ張り出すのは予定調和なんでしょうか。あれ1回で済ましちゃダメかなぁ、拍手の手が痒くなっちゃうんだよね・・・

7. 静寂中の忍耐感がすごい

ご存知の通り、演奏中に音を出すのはご法度です。もちろん貧乏ゆすりもダメだし、もぞもぞするのも顰蹙。曲にのって指を動かすのも望ましくない。他の人の注意をそらすものは全部ダメってことです。

ADHDとしては「自分は果たしてじっとしていられるか」は心配だし、実際演奏が始まった途端に鼻が猛烈に痒くなってしまうのですが、一曲我慢しなくても楽章の区切りで咳払いしたりできるタイムがあります。

この時の咳払いすごいの。そんなにみんな咳したかった?日頃そんなに咳してないでしょ?ってくらい咳払いする。「咳しちゃいけない!」と思うとやっぱりしたくなってしまうのですな。

ちなみに曲の途中で初老の女性が飴の包み紙を開け始め、会場が暗いので手元が定まらず2回、3回とチャレンジを繰り返していましたがあれは大罪、いくらB席といえどもギルティです。

飴をなめたくなる予定の人は事前に手で直持ちしててください!!

この時点で文字数が2700を超えたことに戦慄していますが、以上初めてのクラシックコンサート感想でした。

クラシックは敷居が高い、と二の足を踏んでいる方の参考になれば幸いです。

よろしければよろしくです 

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